短期入所生活介護(以下「ショートステイ」)では、医療依存度が高いご利用者様は利用を断られることが多いと厚生労働省の資料からも読み取りことができます。
このように、医療依存度が高いご利用者様の受け皿の拡充のために創設されたと言っても過言ではない、ショートステイで算定できる在宅中重度者受け入れ加算について解説していきたいと思います。
在宅中重度者受け入れ加算とは
ショートステイを運営していますと、やはり健康チェッチクを行い、異常な値がでた場合などは、これはいつも通りなのかと不安になったりするものです。
また、処置のある方などはこのやり方でいいのかと、心配になったりもします。
当然ながらショートステイの配置看護職員さんは、自宅で頻回にその利用者さんの状況を確認している訳ではありませんので、不明な点も多くあり不安になるのは当然かと思います。
ですから、やはりいつも自宅に訪問し近くで健康管理をしている訪問看護の看護職員さんにアドバイスを求めるのもいいですが、一番確実なのは、ショートステイに訪問してもらうのが一番です。
しかしながらみなさんご周知のとおり、訪問看護はショートステイ利用中には算定することができません。
ですが、訪問看護の方にショートステイに来ていただくことは一部可能になる方法、それが在宅中重度者受け入れ加算です。
ショートステイを利用している利用者さんの、自宅に来てくださっている訪問看護の事業所の看護職員さんに来ていただくことが前提となります。
在宅中重度者受け入れ加算を算定することで、ショートステイに訪問看護の看護職員さんに来ていただき、健康チェックやその他の処置などをしてもらえるようになります。
在宅中重度者受け入れ加算で算定できる単位数とは
在宅中重度者受け入れ加算で算定できる単位数は、ショートステイで看護体制加算・を算定している場合は、421単位となり、看護体制加算・を算定している場合は、417単位となります。
実際に、訪問看護で算定できるには、訪問看護・1(20分未満の提供)で310単位となります。
訪問看護・2(30分未満の提供)で463単位くらいですので、30分未満の提供が現実的でしょう。
このように、在宅中重度者受け入れ加算をショートステイで算定し、訪問看護の事業所に支払いを、事業者が行うと言う流れになります。
まとめ
在宅中重度者受け入れ加算を算定することは、ショートステイでは、アドバイスを受けられますし、訪問看護では、ショートステイ利用中の状況も確認できて一石二鳥であると言うことが言えます。
