ショートステイの設置を考えた場合に、定員を何名にするか大きな課題であります。
特老に併設される場合は、ある程度存在する自治体の保険福祉計画に沿って、各自治体と協議の上、定員を設定する必要があります。
ですが、単体の場合は、独自で設定することができます。
このように、(単独型)ショートステイでは、定員は何名が適切なのかを解説して行きます。
基本条件
まず、定員を考える前に、多床室か、ユニット型の個室で設置(建設)するかどうかを判断しなくてはなりません。
現在の特養などの設置の流れから言っても、単価も高いユニット型個室にすることが一番オススメです。
多床室は値段の設定が安く、「需要があるかも」と思いがちです。
ですが、最近のご利用者様は値段が高くても個室を希望されることが多く、多床室は敬遠されがちです。
蛇足ですが、ユニット型個室でテレビも付いていれば、さらに完璧です。
さらに多床室の場合は、ベッドコントロールが非常に困難になります。
なぜなら、多床室ですと男性・女性を分ける場合に、4の倍数以外ではできなくなり、非常に非効率的です。
では、多床室、個室を混合させるのはどうか?とも思いますが、上記の理由と同様にベットコントロールの観点からやめておいた方がいいです。
ユニット型個室にするための条件
ユニット型個室がいいと書きましたが、定員が最低20名以上としなくてはなりません。
市場調査の結果高稼働が見込める場合には、20名でも十分に収益を上げることができますが、残念ながら、最大限にスケールメリットが生かされなくなります。
やはり、40名以上の設置を考えた方がベストです。
もっと地域にショートステイの需要があると言う場合には、20の倍数で居室を増やすようにして行きます。
10の倍数で定員を増やすと、効率が非常に悪くなってしまいます。
例えば、夜勤の職員配置について考えてみましょう。
まず、ユニット型個室の場合は、10名で1ユニットになります。
夜勤の配置は、2ユニット20名定員で1人の配置で済みます。
ですから、定員30名にしてしまい、3ユニットとなりますと、夜勤の配置効率がいいとは言えなくなり、収益が著しく悪くなります。
まとめ
新たにショートステイを実施する場合には、ユニット型個室とし、地域の実情に合わせて、定員を20名に設定すれば完璧です。
ですが、地域の要介護認定高齢者の数や、ショートステイの充足率の統計を見ながら、高稼働が見込める場合には、20名ずつ定員を増やすようにしていけば良いかと思います。
