認知症等となってしまったような場合は、その周辺症状により、他者にまで影響を及ぼすこと(いわゆる問題行動)も多く出現することもあります。
そのような場合は、場合によっては精神科へと入院となるわけですが、入院まで行かずとも落ち着くまで預かって欲しい(ショートステイの利用をしたい)という希望が出されることがあります。
このような時に、ショートステイ的に精神科の病棟の利用ができるのか解説していきたいと思います。
精神科にショートステイはできない
単なる物忘れや、何回も同じことを言う・聞く、ご飯を食べたことを忘れてしまうくらいでしたらなんとか、精神科の外来通院で対応と言うことになるかもしれません。
ですがさらに認知症が進行してしまいますと、その周辺症状もより鮮明に症状が出現しより対応に苦慮する場合も多く、駆け込み寺的に精神科に診察を受け、入院するなんてこともあります。
例えばですが、あまり言いたくありませんが、特に性的思考性の問題、暴力、自傷他害、窃盗など反社会的行動が出現した場合には対応が困難となり、精神科の入院対応と言うことになります。
上記のような場合は、他人に迷惑がかかることになりますし、本人も混乱し苦しい時間が長くなりますので、なるべく早急に入院対応という形をとることが重要です。
このような重症の場合は多くの方は長期的に入院ということになります。
このように病院ですから原則的には全て利用する場合は、入院ということになります。
ですから最初にも書きましたが「上記の例のような症状があるので大変だから少しだけ(1日~2日だけ)預かって欲しい」などご家族様やご利用者様の都合で一時的に入院する(ショートステイ)するということはできません。
もちろん、「何か用事があるから・出かけるから少しだけ入院させて欲しい」ということもできません。
精神科病棟にショートステイで宿泊する方法
精神科では、一見しますと、普通の病棟のように見えますが療養病床が併設されている(指定されている)ことが多くあります。
そのような精神科の病院でしたらショートステイを対応してくださる療養病棟もあります。
その精神科の療養病棟でしたらショートステイということで宿泊することは可能です。
まとめ
精神科の多くは、本人や周囲に大きな迷惑をかけるような反社会的な行動がある場合のみ入院加療ということになります。
ですから、ショートステイということではなく、治療をして完了したら退院ということなることを忘れないでください。
ですが、療養病棟が併設されている場合は、この限りではなりませんので、利用を希望される場合は病院によく確認するようにしましょう。
