ショートステイを利用するためには、原則要介護等の認定を受けていなくてはなりません。
その要介護の認定を受けている高齢者の約6割が認知症高齢者の自立度判定が・以上(認知症)であるとの統計となっております。
このような統計からもわかりますように、認知症のない高齢者はごく一部ということになります。
このような状態を踏まえまして、ショートステイで認知症のご利用者様のサービスの受け入れをどうしたらいいか解説していきます。
認知症があるからショートステイは利用できない
認知症があるからという理由によってのみで、ショートステイの利用を断ることはできません。
また、なぜかご利用者様から認知症だとショートステイが利用できないと思っている方が多くいらっしゃいますがそのようなことはありません。
ですがここで考えなくてはならないのが、本当に、一律にどんな認知症のご利用者様でも受け入れなくてはならないのかということです。
認知症とは1口に言いましても、その症状は様々ありますし、周辺症状を一つとってもその程度は様々です。
認知症の周辺症状が強く出現されている方への対応について
中でも、一番対応に困ってしまうのが、周囲に迷惑をかけてしまう認知症の周辺症状が強く出現している場合です。
あまり言いたくありませんが、簡単に言いますと、問題行動ですね。
その中でも特に対応に苦慮するのが周囲に危害を及ぼしてしまうような暴力行為等がある場合です。
このような場合は、1対1で介護職員さんなどが対応せざるを得ませんし、最悪の場合は、他のご利用者様に危険が及んでしまう可能性もあります。
このような対応ばかりのご利用者様で、目が離せないような場合は、施設の運営は立ちいかなくなりますし、他のご利用者様へのサービスが行き届かなくなってしまいます。
このような場合は、職員体制などから受け入れが困難であることをお伝えしお断りすることも重要かと思います。
ですが、認知症に関しましては、各種加算が手厚くなっています。
あえて、体制をきちんと整え、認知症の周辺症状が強く出現しているようなご利用者様を受け入れてもいいのではないでしょうか。
まとめ
認知症のご利用者様の受入れの問い合わせがあった場合は、とにかく断ることなく、きちんと認知症の状況を聞き取りすることで、なるべくは受け入れるように詳細なアセスメントを行い慎重に判断するようにしましょう。
ですが、アセスメント等の結果、困難と判断された場合は、無理せず断ることも視野に入れておきましょう。
