ショートステイは特養に併設している方がいいのか?

多くのショートステイは、特養に併設されています。

これは、この業界にいる方であれば、なんとなくでも、「ショートステイは特養に併設されているな」という感覚があるのではないでしょうか。

その感覚のとおり統計では、ほぼ8割以上のショートステイが特養に併設されていると言われています。

では、そんなに特養に併設している方がいいのか解説して行きます。

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併設のメリット

まず、特養と一体的に初期費用を考えて、後ほど按分することになります。(会計基準により多少異なる場合もありますが)

ですから、単体でいきなりショートステイを建設するよりは、特養を併設することで、負担は少なくなります。

職員が特養と兼務できることで、固定の運営費を削減することができますので、大きなメリットになります。

特に医師の配置や看護師などの高度な専門職の方の確保はなかなか難しいですので、これは大きなメリットであると思います。

また、機械浴や医務室など単体で設置すると金額が大きい備品に関しても、共有となりますので、これも大きなメリットとなります。

このことだけ考えれば、特養に併設されている方がいいなということになります。

併設している方がいいのか

上記で説明しましたように、メリットは大きいので、併設させようとした場合に一つ注意があります。

これは、特養と併設した場合に、ショートステイの稼働率が高水準で推移できる場合は問題ありません。

ですが、これは地域によって大きく変わりますが、ショートステイの稼働率を上げることが困難な場合もあります。

ショートステイの稼働率は、98%以上でない場合は、利益が出ませんし、特養の売り上げを食ってしまう可能性もあります。

確実に高稼働率を維持できると確信が持てない場合は、併設させないのも一つ選択肢としてはありです。

ですが、簡単に特養に「併設する?しない?」とはいっても、まず特養の設置計画に乗れなくてはなりません。

特養の設置に関しては、「地域の福祉計画」によりすすめられますので、多くの場合は、コンペ形式で決まることになります。

コンペでは、ショートステイを併設「させるか?させないか?」プレゼンの書類の中で、明確にしておく必要があります。

ですから地域の実情に合わせて、ショートステイを設置するしないを決めた上で、特養のコンペに採択されるようにする必要性も出てきます。

まとめ

このように特養にショートステイを併設するかしないかについては、なかなか事業者が単体で決めることはできません。

ですが、高稼働率が見込める場合は、特養に必ず併設した方がいいです。

その方が、コンペにおいても採択される可能性は高くなります。

ですが、高稼働が見込めない場合は、無理して設置するのではなく、きちんと地域の実情を勘案して、設置ができないことを明確にすれば、特養のコンペにも採択されることは間違いありません。

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