ショートステイにおける空床利用ベッドコントロールの難しさとは

従来型の特別養護老人ホームにいて、短期入所(以下「ショートステイ」)の事業を実施する場合は、4人部屋を入所とショートステイと共用で使用する空床利用型のショートステイのスタイルが一般的です。

「共用できる空床利用ならショートステイのベットコントロールも簡単そう」と一見容易にできそうに見えます。

ですが、本当にそうなのかショートステイにおける空床型利用のベットコントロールの難しさについて解説していきます。

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4人部屋の特性について

4人部屋は、言うまでもなく大部屋になりますので、カーテンなどでしか仕切られませんので、プライバシーを完全に確保することは困難です。

同室の方が認知症の周辺症状が出現している場合には、様々な影響が出現したりすることは容易に想像がつきます。

また、居室ごとにより、男女分けもなされなくてはいけません。

このように4人部屋には独特の特性があります。

ですが、入所されているご利用者様であれば、ある程度、そのご利用者様の要介護度や認知症の周辺症状、男女の別により部屋分けをしていることと思いますが空床利用のショートステイの場合は、このようにうまくいくとは限りません。

空床利用の難しさ

4人部屋の特性を踏まえつつ、実際に空床利用のショートステイのベッドコントロールの方法について考えてみましょう。

言うまでもなく、空床利用でショートステイのために来所しサービスを利用するご利用者様はごく短期間しか滞在しません。

ですからその利用日のその時間帯にうまくそのショートステイのご利用者様にピッタリの部屋が準備できるかと言えば、4人部屋の特性からもわかりますように、なかなか難しいのが現実です。

この辺りが、空床利用のショートステイのベットコントロールの難しさになります。

例えば考えてみてください。

空床利用で訪れた認知症もなくしっかりとされているご利用者様が4人部屋にショートステイで宿泊するとします。

ですがその居室の残り3名のご利用者様は、身体機能が低下している上に、認知症の症状により、食事の訴えなどを繰り返す方だったとします。

これは、おそらくですが、このショートステイの空床利用で訪れた利用者様は、2度は利用しなくなってしまうでしょう。

事前に、このようなサービスの特性をきちんと詳しく説明していれば大きな問題はないでしょうけれども、納得いかないご利用者様やご家族様においては、苦情になってしまいます。

まとめ

このように、空床利用のショートステイのベッドコントロールは非常に難しいと言わざるを得ません。

対策としましては、契約等の段階でよく、空床利用のショートステイの特性について説明しておき、同意を得ておくことが重要になります。

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