「ショートステイ利用中に転倒してしまう」施設としては、本当に悪夢の入り口とも言える、それが転倒事故です。
転倒事故は、職員がいくら注意していても、発生してしまうものです。
では、ショートステイで転倒してしまった場合における、適切な手順について解説していきたいと思います。
どのような手順で対応するか
転倒事故が発生してしまった場合は、とにかくご利用者様の身体の状況の確認が必要です。
骨折や打撲、切り傷、意識の確認、新たな麻痺が出ていないかなどの身体状況の確認を行いましょう。
打撲や切り傷の場合は、速やかにショートステイの看護職員により止血やクーリングなどの処置をしていただくようにします。
骨折の兆候がる場合
明らかに、骨折しているような場合は、早急に医療機関(専門医)の受診をするようにします。
ですが、夜間の場合は、状態によりますが痛みが強くない場合は様子観察を行い、次の日に一番で受診するようにします。
頭部を打った場合
外傷がなくても頭をぶつけてしまった場合には、一番注意が必要です。
ご本人様に聞き取りをしながら、吐き気や、傾き、しびれが発生している場合は、早急に受診するもしくは、救急搬送するようにしましょう。
ですが、それ以外の場合は、24時間は経過観察とします。
頭部が切れると、大量に出血しますが、そんなに慌てる必要はありません。
場合により、縫合が必要になれば別途処置をしなくてはなりませんが、それ以外は出血が止まったら、様子観察で十分かと思います。
ですが、なんども繰り返しになりますが、吐き気や、しびれ・麻痺などが新たに出現していないか確認するようにしましょう。
家族への報告
転倒した場合は、大小を問わず必ず家族に報告するようにしましょう。
夜間の場合には、迷うところではありますが、緊急搬送などになってしまったなど、緊急であれば、すぐ電話するようにします。
緊急を要しない場合は、迷うところですが、様子観察の場合は次の日の朝の報告でいいかと思います。
このような場合に備えて、ご利用者様がショートステイの利用中は、外出したりするのか確認しておくといいでしょう。
また、契約の段階で転倒のリスクの説明や、緊急時の対応方法などについてよく確認をしておくようにしましょう。
まとめ
転倒事故が発生した場合は、とにかく早急に適切な対応が肝心です。
それができませんと、無駄な労力となってしまったり、逆に取り返しがつかなくなったりしてしまいます。
特に、ご家族様に対しては、懇切丁寧に説明し、何かあればすぐ保障もできる体制を整えておくようにしましょう。
