ショートステイの運営では、食費も徴収することができますので、これは食事とは切っても切れないないものがあります。
食事を作る(提供する)ということで、思いつくのは、調理員さんなのですが、そのほかに、「栄養士さんの配置は必要なのか?」という疑問が湧きます。
もちろん給食施設の規模によっても条件が変わって来ます。
今回は、特に単独型で小規模のショートステイでも、栄養士の配置が必要なのか解説して行きたいと思います。
栄養士の配置は必要か
ショートステイにおける栄養士の配置につきましては、原則1以上の配置が必要ということになります。
ですが、定員が40名以下の場合は、同一法人の施設、その他の施設、地域の栄養士と連携できる場合には、配置が不要となります。
ですから、厨房を外注している場合は、栄養士さんも派遣されますので、配置は不要という考えになります。
また、同一法人に栄養士が確保されていて、連携が取れる場合も配置しなくてもいいということになります。
地域によっては、自治体と連携して、栄養士を確保することで実現は可能かもしれません。
ですから、本当に単独のショートステイの場合は、自前で栄養士を準備しなくてはならないということになります。
あえて栄養士を配置するメリット
40名の定員以下で、そのたの要件を満たしていても、あえて栄養士を自前で配置することでメリットはあります。
それは、療養食加算1日23単位が算定できるようにはなります。
ですが、加算を算定する場合は、必ずコスト計算をしなくてはなりません。
今回は、最低の定員数である20床の単独のショートステイとし、1単位を10円として計算しますと、ご利用者様1名あたりの収入は230円になります。
ご利用者様1名の収入が230円で、全員が加算を算定して、稼働率が100%で30日稼働したとしますと、138,000円になります。
ですが、この療養食加算は、栄養士が配置されているかということで算定できる加算ではありません。
主治医や配置医師による処方箋が必要になります。
処方箋が必要になるということは、その方が治療食の提供が必要でなければ算定できないということです。
全員が療養食加算を算定できるわけではありませんので、売り上げさらに少ないと考えておかなくてはなりません。
栄養士を1名配置すれば、すべての経費を勘案しますと、30万円はかかります。
このことを、勘案してあえて栄養士を配置するかしないか検討しなくてはなりません。
ですが、この栄養士につきましては、最近では、人員余剰と言われており、募集をすると案外簡単に集まってしまうこともありますので配置する際に人員が集まらずに苦労することはありません。
まとめ
小規模のショートステイの場合であっても、条件を満たしていなければ、栄養士の配置は必須です。
上記の条件を検討した上で、配置しなくてもいい場合でも、あえて配置することも検討してもいいかもしれません。
